ということで!
このページではウクレレのチューニング方法を、画像と動画を用いて解説していきます。チューニング方法だけでなく覚え方のコツや、ちょっとした豆知識もご紹介しています。
目次
チューニングする前に覚えておくこと
まず最初に!
ウクレレをチューニングする前に覚えておかなきゃいけないことが2つあるのでご紹介しておきます。
- 弦の配置
- 音階
ウクレレ「弦」の配置
ウクレレは4弦あります。
上から4弦→3弦→2弦→1弦とはられています。
ウクレレの音階
次に!
弦の配置を覚えたら、ウクレレの音階を覚えましょう。チューニングをする場合、これを覚えていないとチューニングはできません。さっき覚えた弦の配置とセットに覚えるとGOODです✨
- 4弦=ソ(G)
- 3弦=ド(C)
- 2弦=ミ(E)
- 1弦=ラ(A)
抱えた時の上から(4弦)順に…
G、C、E、Aです。
G、C、E、A
G、C、E、A
ジー、シー、イー、エー
ジー、シー、イー、エー
何回も口に出して覚えちゃいましょう!笑
ちなみにウクレレでは音階を「ドレミファソラシド」ではなくA~Gまでのアルファベットで表現します。
\置き換えるとこうなります/
なので!
G、C、E、A=ソ、ド、ミ、ラ
の音が鳴っているというワケであります。
ここまでOKですか(‘ω’)?
手元にあるウクレレを見ながら
ゆっくり納得しながらやってみてくださいね!
ワタシはG、C、E、Aをこう覚えました。
おじーちゃんなんかゴメン笑。
覚え方はなんでもいいので、とにかく上から(4弦)順にG、C、E、Aってことだけ覚えてくださいまし!
ウクレレの「1番簡単な」チューニング方法
ではでは!
早速ウクレレをチューニングしていきましょう。ウクレレをチューニングする際は「クリップチューナー」というものを使ってチューニングする方法が1番簡単で1番ポピュラーです。
▼こういうの
(1,000円前後で買えます)
このクリップチューナーを使って実際にウクレレをチューニングした様子を動画で撮ってみました。まずは動画を見てみてください。
▼動画です
どうですか…(‘ω’)?
4弦から順番に「G→C→E→A」っていうのだけわかっていれば、あとはチューナーを見ながらピタッと音が合うところに合わせるだけでOKです(‘ω’)✨
- チューナーを用意する
- チューナーをウクレレにはさむ
- チューナーの電源を入れる
- 4弦から「G、C、E、A」にあわす
覚えなきゃいけないのは④だけ。
①チューナーを用意する
まず最初に、ウクレレを買ったら絶対クリップチューナーを買いましょう。コレがあれば、初心者さんでもアリァッ!という間にチューニングができます。
②チューナーをウクレレにはさむ
チューナーが用意できたら、ウクレレにはさみます。このとき、ウクレレの「ヘッドの中央部分」にチューナーをはさむようにしてください。
\ダメな例①/
これじゃぁペグを回しにくいし
チューナーが正確な音の振動をキャッチできません。
\ダメな例②/
ヘッドはヘッドでも
ここもチューナーが正確な音の振動をキャッチできない可能性があるのでNG。
\GOOD!/
ここが正解!
ウクレレのヘッドの中央部分につけることで、チューナーが音の振動を正確にキャッチすることができます(‘ω’)!!
③チューナーの電源を入れる
チューナーを正しい位置にはさめたら、チューナーの電源をON!
チューナーの種類にもよるけど、だいたいのチューナーはボタン部分を何回か押すと「C」と表示されるので、そこであわせれば問題なくチューニングができます。
チューナーの種類によっては「440Hz」などのヘルツ調整ができるものもあります。その場合は440Hzに合わせてからチューニングするようにしてください。(調整できないタイプのチューナーは440Hzに設定されています)
④4弦から「G、C、E、A」に合わす
さて!
ココがメインです✨
チューナーの準備ができたら、あとは1弦ずつ音を合わせていくだけ。1弦ずつ親指でしっかり音を鳴らしてチューナーの動きを確認しましょう!
4弦=G
3弦=C
2弦=E
1弦=A
でしたよね(‘ω’)?
これを思い出しながらペグを回しつつ、チューナーを確認しながら音を合わせていきましょう!
- 最初に弦のたわみをとっておく
- 音を長めに鳴らしてあげる
- 他の弦を鳴らさないようにする
- 低い音から合わしていく
- 上からG、C、E、Aと覚える
①最初に弦のたわみをとっておく
動画の最後の方で解説しているけど、チューニングをする前に弦を「クイクイッ」と引っ張って、弦のたわみをとっておくとベリーグッド✨
引っ張っておくコトでココ(ポストっていいます)のたわみがとれて、演奏中も音がズレにくくなります(ΦωΦ)✨
ほうほう。
②音を長めに鳴らしてあげる
チューニングをするとき弦を「ベンベンベン!」と早く鳴らしちゃうと、正確な音の振動をチューナーが拾えないので「ベーーンべーーン」っと少し長めに音を鳴らすようにしてください。
③他の弦を鳴らさないようにする
チューニングしてる弦以外の弦を触らないようにすることも大事!違う弦の振動を拾うと正確にチューニングできないので気を付けてくださいまし(‘ω’)
④低い音からあわせていく
チューニングをするときは、合わせようとしてる音よりも「低い音」から合わせるようにするのがベスト!
例えば!
4弦のGに合わすときは、FやF#に弦を緩めてからGに合わしにいくって感じです。
- 3弦のCに合わすときは、AやBから
- 2弦のEに合わすときは、DやD#から
- 1弦のAに合わすときは、GやG#から
こんな感じで合わせていくとGOODです。
低い音からチューニングする方がより正確に音を合わすことができます。
⑤上からG、C、E、Aと覚える
もうこれは…
説明不要ですよね(‘ω’)✨笑
これでチューニングは完了です!
今紹介したクリップチューナーを使ってチューニングする方法が最もポピュラーなやり方なので何度か挑戦して、このページを見なくてもすんなりできるようになればもう完璧✨
初心者さんで、まだ教本などを持っていない方は分かりやすい教本をGETしてジャンジャン練習を進めていきましょう(‘ω’)
ウクレレのチューニング方法【その他の方法】
ウクレレをチューニングするなら上で紹介した「クリップチューナー」を使う方法が1番簡単で、1番ポピュラーですが、他のアイテムを使ってチューニングする方法もあります。
- カード型の電子チューナーを使う
- 音叉(おんさ)を使う
- ピッチパイプを使う
- アプリを使う
カード型のチューナーを使ってチューニングする
クリップタイプのチューナーと仕組みは似ているけれど、挟めないしかさばるしワタシはいらないかな…笑
このカード型のチューナーを使ってチューニングをするときは、コレをそばに置いて1弦ずつ音を鳴らし合わせていくだけ(‘ω’)
音叉(おんさ)を使ってチューニングする
音叉を使ってウクレレをチューニングすることもできます。これもかさばるし持ち運びにくいし「サッ」とチューニングできないので、ワタシは使いません(持ってません笑)
音叉を使ってウクレレをチューニングする方法については、こちらのページで解説しています。興味のある勉強熱心な方だけどうぞ(‘ω’)笑
→音叉を使ってウクレレをチューニングする方法
ピッチパイプを使ってチューニングする
ウクレレのヘッド部分に似た形をしたこの「ピッチパイプ」というのを使って、ウクレレをチューニングすることもできます。こちらも、挟めないしめんどくさいし、かさばるのでワタシはいりません。笑
このピッチパイプを使ってウクレレをチューニングする方法は、こちらのページで解説しています。ご興味のある方だけどうぞ!
→ピッチパイプを使ってウクレレをチューニングする方法
アプリを使ってチューニングする
スマホにチューニングアプリをダウンロードしてチューニングする方法もあります。クリップチューナーを使ってチューニングするよりちょっと正確性には欠けるけど、チューナーを忘れた時や電池が切れた時は役立ちます(‘ω’)✨
おすすめのアプリや、
アプリを使ってのチューニングのやり方についてはコチラのページで解説しています!
→おすすめのウクレレチューニングアプリとチューニングのやり方
色んなチューニング方法をご紹介してきたけれど、初心者さんは120%クリップチューナーを使ってチューニングする方法をおすすめします!笑
チューナーなしでウクレレチューニングする方法
ここからはちょっと上級の技!
基準の1音(Aラ)を正確に合わせれる耳を持っていればチューナーがなくてもウクレレの音を合わすことができます✨
チューナーを使わず音を合わせる方法についてはコチラのページで解説しています。初心者さん向ではないので、興味のある方だけどうぞ!
→チューナーなしでウクレレをチューニングする方法
どれくらいの頻度でチューニングしたらいいの?
ウクレレのチューニングは、ウクレレを弾く前に必ずするのが鉄則!
プロの人は、1曲弾き終わるごとにチューニングし直してる人もいます(‘ω’)
チューニングがズレた音のまま練習しちゃうと、その変な音に耳が鳴れてしまうので超NG!毎回きちんとキレイな音でウクレレを弾いて「感度の高いウクレレ耳」を育てていきましょう(ΦωΦ)!!
チューニングができたらこの曲から練習してみよう!
無事チューニングができて「ソドミラ」ときれいな音が鳴ったら準備万端(ΦωΦ)!!
早速、色んな曲を弾いてみましょう!
個人的に、初心者さんにはこの曲がおすすめ(‘ω’)
歌が下手なのは無視してねー(‘ω’)笑
ハッピーバースデートゥーユーは、簡単なコード3つだけで1曲弾けるからきっと楽しいハズ。それに、コード弾きの感覚もなんとなくつかめるのでおすすめです。
チューニングして弾いてみます✨
ウクレレのチューニングが合わない原因
何回やってもチューニングが合わない!
そんなときは下記の3点が原因として考えられます。
- 激安のウクレレを買った場合
- 弦を交換して間もない場合
- ペグのねじが緩んでいる
原因と改善方法についてはコチラのページで詳しく解説しています。
→ウクレレのチューニングが合わない原因と対処方法
チューニングしても音がすぐずれる原因と対策
チューニングしたのにすぐ音がずれる!
そんなときはこれらの原因が考えられます。
- 激安のウクレレを買った
- 弦のたわみをとっていない
- 高温の環境元で演奏している
それぞれの解決策はコチラのページにまとめています。
→チューニングしたのにすぐ音がずれる原因と解決方法!
ウクレレのチューニングに役立つサイト
ウクレレをチューニングする際「ukebuddy」というサイトを開くと、クリップチューナーなどでチューニングと比較すると正確性には欠けるけれど、チューニングすることができます。
- チューナーを買いたくない
- アプリもダウンロードしたくない
- またはどっちも忘れた
っというときにサッとチューニングができるので覚えておくと便利でっす(‘ω’)✨
ウクレレのチューニングを440ヘルツに合わす理由は?
クリップチューナーを使ってウクレレをチューニングするとき、ピッチを「440Hz」に合わせてからチューニングしましょう!とよく目にしますよね?
440Hzに合わしましょう!の理由は、
440Hzが国際基準でA(ラ)の音と定められているから!
特別なこだわりがない場合、ほどんどの人はこの440Hzで音を合わせるので、この数値に合わせてチューニングしましょうね!となるというワケであります(‘ω’)✨
ヘルツのついてもうちょっと詳しく知りたいな…という勉強熱心な方は、こちらのページも読んでみてください!
→ウクレレのチューニングはなぜ440Hzなの?
【まとめ】チューニングするならクリップチューナーをもっていればOK
ウクレレをチューニングするなら「クリップチューナー」1つ持っていれば簡単にできるので、あとは4弦から順にG→C→E→Aに合わすってことだけ覚えておけばチューニングはできます✨
これさえ覚えれば簡単!
もっと細かく音を合わせる方法もあるけれど、初心者さんはまずこの方法でチューニングができれば十分だと思います!細かな部分はもっとウクレレの知識が付いてきたころに(‘ω’)✨
最初はサクッとチューニングすませて、
ジャンジャン弾いてドンドン楽しみましょーーう(‘ω’)
ウクレレのチューニング方法についての解説でした。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。